2013/07/31

グループディスカッション経験談〜22ケース〜

おいすー( ´ー`)y-~~

気がついたら8月になってて、7月更新してないことに気づいて、

慌てて7月31日付として更新してます。ほんとは8月3日なので、もはや記録上でしか月刊でない

最近は中間発表後からやる気出して、夏休み入ってからも研究漬けじゃ!

と意気込みはあったものの、風立ちぬとかラピュタでジブリ漬けです。

オープンキャンパスで高校生に研究室紹介したのが久しぶりの研究室訪問でした。


近況話はさて置き、グループディスカッション(GD)について、

就活の時のメモを掘り出して、古いやつからまとめときたいと思います。


■ケース1:小売業
棚の陳列についてのディスカッション。6チーム。5人中女性2名、留学生2名。留学生は喋るが意思疎通の出来ない女子と、全くしゃべらない男。もう1人の女子は喋らない。残りの男は2回めのディスカッションでそれなりに喋るようになった。7分で意見共有し、20分で改善案をまとめた。自分の役割はマネジメント。発言のできる男1人と話しを進めながら全体のコンセンサスをとった。中国人の女子は暴走していた。
結果は、その場で書いたESの内容が薄すぎて落ちた。中高の部活エピソードを具体的に答えられるようにしておこうと思った。文字制限のないものは字は小さめに内容を多く書くと意欲的に見られるかもしれない。ディスカッションでは、何が重要となるのかチェックポイントが出てくるのでそれらをリスト化し、最終チェックに使うと意見がまとまりやすく、ヌケモレが無くなる。コンセンサスにも参加しない奴はほっとく。意見聞かない。メンバーを減らしてでも前へ進める。

■ケース2:ソシャゲ
郊外の水族館が売上を落とした理由と改善策提案。2チーム4人制、女2人内1人留学生。序盤に留学生がフェルミ推定のフレームワークを出す。問題点を洗い出し、その解決策を考える。一般的な広告を打つなどの案しか出ず、終盤では周辺店舗とタイアップするなど、競争しないという発想に至ったが気付くのが遅く、まとめるのに時間を要した。
留学生が序盤に出したフレームワークに乗ったが、それがあまり良くなかった。違う要素で分解されているかどうか、重複がないか(MECEであるか)を見当すべきだった。積極性が足りなかった。プレゼンターを決める際に消極的になってしまった。アイデア出しが出来なかった。個人的に販促ターゲットを明確に決めて、1人ブレストをすると良いかもしれない。

■ケース3:SIer
6チーム(チーム間発表なし)、6人中1人女。男1人が良く喋れた。時間を気にしながら行った。社会問題とシーズをそれぞれ読み込み、ITソリューションを提案するというもの。最初に、ぶっとんだプランで行くとコンセンサスをとったが、結局無難なプランになった。それしか答えが無いというような課題だったので、それに気付くかどうかだった。終始、意見を出し、マネジメントに徹し、プレゼンを担当した。社員さんからのフィードバックではチームとしてスロースタートであったことを指摘された。逆質問では、スロースタート改善策を聞いたが、自分がひっぱるという一般的なことしか返ってこなかった。
発言数がまだ少ないのか。積極性が足りないのか。それが発表者決定プロセスにも反映される。相対的評価よりも個人評価がある。自分がチームの中で1番となることよりも、ベストを尽くすことが大事。ここまでは皆共通意見である、というコンセンサスをとることが重要。後からひっくり返されないためにも、地盤を固めていく。人数がいれば資料の読み込みの遅い奴は置いて行って、トップ層だけで意思決定していくのもあり。強引にうなずかせる。より具体性をもたせる部分に時間を割くほうが生産的。何を選ぶかではなく、どう選ぶかが重要。その理由づけさえできればついてくる。

■ケース3:マーケティング
8チーム、4人チーム全員男。商品データを読み込んで新商品企画立案をするというもの。アイスブレイクの後、読み込み開始。5分毎に知りたい商品データを選ぶ意思決定フェーズがあり、全3フェーズで最終アウトプットを出す。コンセンサスを何回も取りながら進めた。最終的なアウトプットは不正解だったが惜しかった。
数字を見るにしても、大事なのはリピート率や単価など、直接儲けの計算に関わる部分で、それを選ぶべきだった。イメージなどは結局ターゲティングをすると意味が薄れる。比較検討の際には数字が物を言うので、計算はすばやく行うこと。読み込みを分担して情報伝達能力の低い人がいると問題。その人の分は直接確認する。

■ケース4:教育
7人、内4人女。それどれが配られたカードに書かれた企画を押して、一つのものに決めるというもの。テーマは大学の広報活動。自分の選んだカードは農学部が牛乳を作って全国に大学ブランドとして配布するというもの。東工大院男と女3人がやたらとしゃべる展開。東工大男はいいが、女3人は感情論での訴えかけ、数字の見えない広報威力などを持ち出し、妄想の世界へ。結局多数決()で決めたが、それぞれの内容がよくわからないままだった。
短期的成果ではなく、長期的成果を見込む主張をすべきだった。それぞれのいいところを見てもしょうがないので、実際何を優先とするのか、哲学形成をスべきだった。そうでないと、感情論に走られたり、数字のない憶測を振りかざされて何も決まらない。自己主張が激しく、口数に偏りがあり、協調的な議論ではなかった。意思決定もコンセンサスを取らずに勝手に決まった勢いだった。その辺は流れを止めてでも言うべきで、それについていく頭の回転が足りないというのが大きな反省。

■ケース5:マーケティング営業
選考ではなく、セミナー。1チーム7人の5チームで、6時間かけて営業提案するというもの。内容は2D-CADの3D-CADへの移行。資料読み込みと、営業5分×3回、その合間にディスカッション1時間程。結果的に自チームの出来は良くなかった。最後にメンバーからのフィードバックがあった。ぼくの良い点は、論理的に分析できていて、よくまとめれていたこと。悪い点は、プレゼンをぼくが買って出るべきだったと書かれていた。それなら推薦してくれてもいいのにとも思うが、推薦されたとしても、僕は請け負わなかった。
チームをいい結果に導くためには、プレゼンを人任せにしてたらいけない、と今更ながら思った。一番伝えるのがうまいヤツが、やるべきなんだと思った。それは必ずしもリーダーではない。最後の最後で、メンバーの考えたことを最大限に表現する。比較的に、プランの核を形成することが多い自分が次に必要なのはその能力だと思う。プレゼンの機会を奪うのではなく、勝つプレゼンを構築するプロセスを見る機会を与える。傲慢な考え方かも知れないが、それを認めさせるリーダーシップを持ちたい。

■ケース6:ソフトウェア
5人3チーム。社会人が仕事で自立するために心がけることのうち、3番めに重要なものは何か。というテーマで話し合った。役割を決める設定だったが、書記とタイムキーパー以外は決められず、自分はそのどちらにもならなかった。(集中できないので)5分間個人ワークの後、全体で25分間ディスカッションをした。最初に要素に分けて、といった流れになりそうなところを、ターゲットを絞るという流れに自分が持っていった。プレゼンターはランダムで指名された他の人がやることになった。
積極的に発言することが出来た。論理の組立もほとんど自分が行い、フォローも入れた。岩瀬大輔氏の『入社一年目の教科書』がテーマに沿っていて意見しやすかったのが大きい。やりすぎた感もあるぐらいだった。ただ、途中途中で考えながら人の意見を聞くことが出来ず処理が追いつかない場面もあった。その後の質問会では一回も質問しないという、いつもの積極性の無さが現れた。もっとまわりに意見を聞けるようになればよかったかと思う。

■ケース7:ポータルサイト
8人(女子2人留学生2人)1チーム。個室でのディスカッションとなった。紙は一切なく、口頭での課題説明。25分でプレゼンまで行う。時間配分自由。テーマは大学生がめっちゃ使うタブレットサービスの提案。最初はめっちゃ使うの定義を行い、どういったものを使うかから入った。結果的に自分が運営してるような過去問共有サービスになったのは面白かった。終わりに各人から感想を述べ、その後質問会という流れになった。
8人という今までにない大人数で、コンセンサスが十分にとれていなかった。特に留学生ととれていなかった。タブレットならではの価値を提供できなかったのが悔いる。全体的に、深堀りやアイデア出しを出来たので、ギリギリという所。人数が多ければ多いほどコンセンサスを大事にして行きたい。ターゲットも大学生と決まっていたが、日本人とか言う括りを無駄に作った感。沈黙時間があったので、そんな時に開口できるようなキリカエやチェックを出来ればよかった。

■ケース8:Web広告
3人(女1人)、4チーム。オークション形式で広告枠を奪うという内容。資金100万で30件の案件成立をする広告枠獲得を目指す。女がやたらとしゃべる性格だったので終始話しを聞くというスタンスを取った。広告主に対して、どのようなターゲットに広告を打ちたいかというヒアリングをし、それを踏まえてマーケ戦略を練るというものだった。結果、23件の案件しか成立できなかったが、広告主には満足してもらえ、増額の出資を受けることができた。
最初にタイムキーパー役になったのが運の尽き、時間をうまく計れず、ヒアリングに時間を割きすぎ、戦略立案の時間が皆無で、オークション中もバラバラの意思決定しかできなかった。システムの理解をよく出来ていなかったのも悪かった。しゃべりたがりの人間だったが、それなりに有益な交渉をしてくれた。ただ、個性の強いメンバーに対して、まだ力を引き出したり、セーブさせたりといった部分はできていない。強めに、自分の意思や基準の設定を主張することが大事だと考えた。

■ケース9:メーカー営業
ケース5でやったような、顧客に対して営業をかけるのと、ケース3でやったような、自社のシーズを活かしたソリューション提案をミックスさせたものだった。メンバーは初めての課題だったようで混乱していたので、最初から飛ばし気味で引っ張った。主体性のないメンバーだった。最終的にノルマはクリアできたが、実際のビジネスではこんなメンバーではダメだろうなと感じた。スピードに対する意識も違った。
最初から飛ばして、やり方は違ったりもしたが、スピードは大事だ。それを共有できていないメンバーにどう対応するか。テンポが遅く、それをいかにひっぱっていくかが重要となった。納得するまで待っていてはスピードで他班に負けてしまう。いかに論理的に整理して伝え、納得してもらうか。自分で納得するまで考えてもらっても時間が掛かり過ぎる。

■ケース10:金融SE
7人3チーム(全員男)。筆記用具、スマホ使用禁止の場で、課題が配られ、目標設定を迫られた。ただ、課題も明確には伝えられておらず、完全な仮説で設定しなければならなかった。その後、追加課題資料が配られ、ディスカッションとなった。内容はいくつもの四角形が並び集まった地図のようなものを赤青黄でぬっていくというもの、そのヒントとなるのは会場の隅に立てられたパネルの裏にある地図が元になる。フィールド担当とディスカッション担当に別れ、フィールドの探査を元に完成させていったが、結局そこから分かるはずのメッセージは読み取れなかった。
今までで一番、課題設定の不明確なワークだった。仮説につぐ仮説、どういった戦略が正しいのかも分からない状態で、何を意思決定していくかが問われたように思う。実際、そんなに貢献はできなかったがルールの指摘や、フィールドとの認識をうまく調整していった。次回あるならば、そこの認識のズレをいかに無くしていけるか(図の方向がどうなっているか、まず埋めていくことを目標にするのか)といったことが改善となる。実際のビジネスでもこういった考え方が必要になるということから、この仮説思考と戦略の立て方はためになった。

■ケース11:ポータルサイト
6人(女4人)5チーム。ECサイトにおいて、卵をアピールするというもの。ターゲットを絞る、メッセージを決める、企画内容を決めるといったフェーズを示してもらっていたので進めやすかった。主観でしゃべる女子をどうするかが問題だった。高価格を買う層をターゲットにしているのに、その客層の感覚になりきれていなかった。
女4人はよくしゃべる。認識のズレもなく進んでいったが、今ひとつ飛び抜け無かった。しかし結局評価されていたのも、卵総選挙を実施するなど、今の流行りを転用しただけのもので、それはそもそも最近の行動心理を元に設計されているから効果はあるだろうがアイデアとしては…とか思ってみたり

■ケース12:会計ソフトウェア
7人(女2人)3チーム。一人3枚カードが配られ、お互いに見せ合ってはならず、口頭でのみ伝えられる。テーマは災害が起きた際に行う優先順位を5つ決めるというもの。ABCの3町と、人命救助、避難所への避難勧告、ライフライン復旧の3フェーズと、それぞれの町の災害状況を整理して判断するというもの。
なんとなくクールな雰囲気で行った。人の論理矛盾を指摘し、どう考えるかという案も出した。結果的に4つしか正解できなかったが、まずまず良い。7人全員の頭を使えたわけではなく、トップ3人程が議論し、それに他がついてくるという形となった。議論能力ではなく、成績表提出による成績判断も行われるようだった。

■ケース13:Web広告
8人(女2人)4チーム。45分という時間の中で議論からプレゼンまで自由に時間配分して行う。テーマはジュースしか飲まない子供に対して牛乳を飲ませるようにするにはどのような企画戦略にすればよいか。議論はターゲットを確定することや、おまけをつけることだけではビックリマンチョコのように牛乳を飲んではくれないのではないか、といった議論をした。皆が平均的に発言できていた。最終的に飲んだ後の牛乳パックをクラフトペーパーとして遊んでもらうという企画に到った。
プロモーションを企画するという言葉はあるが、プロモーション≠企画である。戦略と戦術は違い、戦略は軸で、戦術はそれの施策。その定義を個人としてもチームとしても認識できておらず、プロモーションよりになってしまった。勉強不足が生んだアウトプットになってしまった。アイデアも出せたとはいえず、同意を示すのみに終始してしまった。無理難題ではあったが、なぜ牛乳を飲んでくれないのか、といった課題のところから戦略に落としこんでいけばロジックが通せたと思う。

■ケース14:ソシャゲ
5人(女2人)1チーム。選考官が3人と、じっくりと見られるGWだった。メモ帳自由、PC使用自由といった自由度の高いディスカッションで、テーマは売上げランキング10位以内のモバイルオンラインゲームの企画というものだった。売上ランキングを決める要素の列挙から始め、実際のトップ10を観た上で、それに類するゲームと、それに新しい要素を加えたものを提案した。結果的に、ターゲットを大学生としたことが売上を上げる上でネックになるというダメダメのアウトプットとなってしまった。
今までで一番ダメなディスカッションだった。自分もダメだが、引っ張る人もおらず、全く盛り上がらなかった。売上=◯×◯×◯といった要素分解をすっかり飛ばし、ジャストアイデアに走ってはいけないと言われたのに走る人がいるなど、暴走気味の苦しい展開となった。日頃からロジックを組み立てる練習をしておかないとスムーズに出てこないと思った。フィードバックでは、ユーザーは企画がどれだけ考えたかは関係なく出されたものを消化するので、そこを客観的に認識することを言われた。

■ケース15:シンクタンク
6人(女1人)1チーム。選考には関係なく、SPIの性格診断との整合性を見るとのこと。よく分からんがリラックスして取り組んだ。テーマは30年後の日本を豊かな暮らしを送れるようにするにはどのような施策を提案すればよいか、その問題点と解決策を考えよ。おそらく院生ばかりであろうメンツの中、タイムスケジュールと議論の方向性を決めて取り掛かった。1人、やたらと政治と歴史、国際関係にも強い人がいて、ただただその人の流れの中で進んだ。その人の答えに合わしていくといった形だったが、暴走しているというわけでもなく、非常にスムーズに進んだ。発表はその人に任せた。
ケース13のときもそうだったが、まとめを言える人が発表を行えばよく、それをするものがいなければ自分がやるまで。その機会が多ければ自分の脳力が高い証拠。議論が停滞した時には他の人に話を振れたりできたので、そういう余裕が良かった。発言が少ない人がいることを空気で感じ取ってその人に意見を求めると全体のバランスが良くなり、提案もブレが無くなると感じた。言わせてみて、思考させて見ることが重要。非常にぼそぼそとしゃべる雰囲気に包まれたが、それぐらいの方が喋りやすい。やたらとしゃべくり倒す奴が居るよりやりやすく、そういう奴が通る会社というのも居づらいと思う。

■ケース16:SIer
6人(女1人)4チーム。3分テーマ読み込み後、40分議論。資料の量が多く、分担しないと不可能だと思ったので速攻で読み込み分担を指示。ヒアリング結果から、ニーズを読み取り、それに合わせたソリューションを選び、パズルのような形をしたピースを、決められた枠内に当てはめて最適の提案をするというもの。何が重要で、重要なものは2段階のグレードの内、上のグレードでピースも大きいものを選ぶというもの。最終的にプレゼンターに推薦されて発表。補足をメンバーにしてもらった。
資料の量がここまで多いのは久しぶりだった。アイデアを出すことよりは、こういう処理系のほうが向いてるというか慣れてる。こういうのはもう見通し立ててできるし、思考系も好き。方向性は示して、中身はうまくメンバーから引き出せたと思う。できなかったのは発表の時に使う資料をまとめられず、全て口頭で行ったこと。最後のまとめに時間をさくか、もっと作業を分担しても良かった。最後に、自分が無駄な作業をしてしまった。それはお手すきの人にやってもらって自分は肝となるとこをやればよかった。

■ケース17:SIer
6人(男のみ)4チーム。10分個人ワーク後、30分ディス1分発表。コンサル営業、SE、CEに最も必要な要素とその理由を資料から考え、それらに共通して必要な要素を上げる。初っ端からしゃしゃる奴がいたので、まあ時間配分ぐらいは問題なかったが、議論の仕方(理由つけが示されているのにそれは後から行うとか、最も重要なものを上げよと言われているのに発散を目的としたブレストを行うなど、非効率な部分はあったが目をつぶった。メモを各個人が行うとか言い出した時にはさすがに突っ込んで修正した。)あまり深堀りの上手いメンバーでもなく、抽象的な議論だった。
仕事に求められる能力系の議論。なんで皆、コミュニケーション能力が好きなのか分からない。抽象的すぎて議論にならない。そんなものは他の業種でも、何にでも求められていて、差別化、この職ならではの答えになっていない。そんなのは仕事において必要な能力と言ってひとくくりにデキるのであって、そんな議論は求められていない。ちゃんと課題の答え方を見越した議論をする必要がある。ただ単に答えを出すことが重要ではなく、なぜその答えにしたかを理詰めすることと、それを全体で共有することが重要で、発散に時間かけすぎ、という印象。アイデア出したもん勝ちではないだろう。

■ケース18:PCメーカー
9人(女2人)8チーム。10分個人ワーク、40分ディスカッション、5分発表準備、3分発表。時間時配分を細かに決められているのは始めて。ホームセンターの新店舗の立地案を4択から選ぶというもの。資料にはそれぞれの調査結果のメールと、新聞の近辺状況の情報があった。人口や地図、コストや敷地面積などを考慮して決めた。最初に各自ポジションを取って、何を優先スべきかというとこを合わせていった。メンバーがしきりに決まらない決まらないとつぶやいていたが、決まるでしょ!と思いつつ、要件整理していって、最後はマジョリティをとって詰めた。発表後に個別に質問があり、自分はマトリクスを用いて整理したことの目的を聞かれ、自分の整理用と答えた。
とにかく人が多く、遠かった。全体が発表できるかどうか不安だったが、満遍なく意見できて良かった。自分は誕生日席に座ったので顔が見やすくやりやすかった。いつもは真ん中で書記をし、ファシリを担うが、今回は方向性をまとめる役をした。最初に資料読み込みとして、ケース4の経験からマトリクスを思いつけてよかった。いつものように定義の出来ていない単語については詰めて、競合がいることは脅威であること、景気が悪い地域については長期的に見て景気が回復する事を見込むと主張した。また、持ち家比率にしても、比で議論するのではなく、人口からその数を割り出し、定量的に議論した。最終的には他人の意見を認めるということで落ち着いた。

■ケース19:コンサル
3人4チーム。10分ロジックツリーについての講習を受け、15分個人ワーク後、40分で各自発表と質疑応答、10分社員質問会。テーマはインターネット利用者数をより増やすにはどういった施策をすればよいか、その理由と絡めて、ロジックツリーを元に説明する。人→デバイス→ネットのステータスで考え、それぞれを親とし、そこから施策を広げ、一番ボトルネックとなる部分として、デバイスを持っていない層に対して、デバイスを安価で提供、もしくは公共に配置することを挙げた。質疑応答内容としては、ロジックツリーの構造や、なぜその中でも提案内容に到ったのかなどを答えた。他の2人に対しても、質問をし、選考官も質問に加わっていた。
上出来。とは言え、最近は自信満々で落ちていることが多い。ポジションを取った発言をし、チームとしてまとめて、バリューを出しているはずが。面接官はそういうリーダーシップを見た上で合わないと判断しているので、リーダーシップを必要としない、もしくは否定的に思う企業だと捉えるしか無い。ただ、今回はテイストが異なり、提案型のワークだったので非常にやりやすかった。初対面、短時間でのチームワークなんてものは判断しにくく、こういったところで能力を見られる方が、納得感がある。他の提案に対しての質問もしっかりできたので、価値を発揮できたと感じている。会社の良さとして、人材を育てる文化があることも好印象を新たに抱いた。

■ケース20:通信
7人(女子2人)8チーム。自己紹介、5分資料読み込み後、30分ディスカッション、発表なし。テーマは、ある途上国について、①外資系企業を誘致する、②教育・医療の水準を上げる、③地方の生活水準を上げる、の三点を優先順位付けし、最優先の物について方針と施策、施策を打つ際の懸念を議論すること。資料には、対象国の人口、面積、GDP、政策立案者の声、国民の声があった。
室温が高く、疲弊していたのでスロースターターだったが、他の人が議論を進めてくれたので後半には発言をできた。面接官がぼうっとしていて、ぶらぶらとしていた。真面目に見ていたのかどうか怪しい。全体として、肩の力を抜いて取り組んだ。アイデアを出すと言うよりは、まとめる、あるいは咀嚼するという役に徹した。最近のリーダーシップ不要感を受け。おそらく適当に判断されるが…

■ケース21:SIer
4人2チーム。女子一人、自分以外院生。自己紹介後、40分ディスカッション。内容はC社内の評価制度について、4人それぞれが担当するプロジェクトから選ばれた2名の候補者の実績と強み弱みを全体として共有し、合計8名の中から2名MVPを選出した後、最優秀MVPを5分で1名選ぶというもの。ディベート形式で、ケース4の選考に近かった。結果的に2名の内1名に選ばれたものの、最優秀は総合的に見て譲った。最後に振り返りで良かったとこと悪かったとこを挙げて終わり。
挨拶を元気よく!とか、やや体育会系のノリがあった。ディスカッションは初めてという人が1人。苦手という人が1人。落ち続けているという人が1人。総じてレベルは低かった。選出基準の定義は明確に行った。戦略として、手持ちの2名の内、1人は推薦しないが、もう1人を押すことで、譲歩心理を働かせた。他の選出者に対しても、選出基準という観点から、そぐわないということを論理的に説明した。多数決のような感じになってしまったが、認めるところは認めるということが協調性。

■ケース22:大手SIer
6人(女子1人、英国系留学生1人)1チーム(別室5チーム)。名前だけの自己紹介後、テーマを書かれたカードを配られ、15分個人ワーク後、40分ディスカッション、3分発表。テーマは、10種類の職歴の中から、会社に中途採用したい人材を3名決めるというもの。自分は弁護士、投資家、編集長の3名を答えたが、固い方に偏っていると思ったので、他の意見も重視することに。全体を通しておしゃべり糞野郎が1人であれこれ進めていっては、いきなり議論を辞め、エアーポケットを作っていたので、散々だったが、英国留学生のつたない日本語でも主張をみせ、女性からの助言もあったADを採用する流れに持っていった。その後、発表したくないと周りが言うので、自分が発表することに。落ち着いて全てをまとめて発表した。
GD後、GIが始まり、全員がGDの感想を述べ、一人ひとりが異なる、会社に関する質問を1つ、それを裏付ける自分なりの経験を1つ答えた。自分の時は会社の課題と、それに対する自分の強み、と聞かれ、グローバルであることと、英語は現時点では特異ではないが、SEのスキルをまずはつけていくことと答えた。全体的に和やかな雰囲気で選考は進んだが、帰り際にメンバーに感想を聞くと、面接官の態度が癪に障った人が多かったよう。この会社は、社員の人がやる気がなさすぎてげんなりすることは事実。いくら借りだされているとはいえ、目の前のお客さん(就活生)に対する態度はひどいとことがある。ここも含め、あまり競争のある環境でもなく、悪い意味で落ち着いているところという印象が強まった。

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以上、22ケースを加筆修正しながら振り返ってみて、色んなことが思い返された。

うまくいかんかったなあ、意識高かったなあ、いらついてたなあとかとか。

僕は真剣に話し合いをするのが楽しくて、あまり就活と思わず、数多く経験しました。

GDで扱われるテーマや、問題となる点とその対策について、少しでも参考になれば幸いです。

次回は面接についてまとめようかな〜

ではでは