2015/12/19

脳機能にもとづいた行動改善

( ´ー`)y-~~おいすー

Knowing-Doing Gapが起きる要因について、感情のほかに、脳の機能障害も考えられる。
わかってるけど、やりたい・やりたくない、といった感情も起こらず、
意志が発生しないことにより、行動できない状態だ。

重度になると、ADHD(注意欠陥多動性障害)と診断される症状。
ADHDには、以下の3つの特徴がある。

不注意:他のことに気をとられやすい、忘れ物や失くし物が多い
多動性:ジッとできない、しゃべりっぱなし、離席が多く座っていても常に手足を動かす
衝動性:話を最後まで聞けない、順番を待てない、会話に割り込んでくる

ADHDの主の症状として、例えば、以下のような症状があげられる

1.遅刻をよくする
2.出掛けるときに、忘れ物をしやすい
3.よく自分の所有している物を失くす
4.部屋を片付けられない
5.得意分野と苦手分野での集中力の差が激しい
6.行動が先送りになり、なかなか手を付けることができない
7.もの事を行う段取りや、状況に応じた効率性を考えれない
8.もの事のポイントがつかめず、行動が散漫になりがち
9.目の前のことばかり考えてしまい、視野を広げて全体が見れない
10.ほど良い加減を考えるのが苦手で、白か黒かの判断になりがち

自分も、6.8.10.あたりは心あたりがある。かといって、ADHDであるとは限らない。
これらの症状が起こる頻度が高いと、その可能性が高いとは思われる。
ADHDの原因としては、脳の神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリンの機能が十分に発揮されていないのではないかと考えられている。
ADHDの改善方法も、基本的には前回、感情がのらない場合での対策であげたものと同じ手法があげられている。

>まずアクションプランを考え、それをどんどん細かく分解し、
>最初のスタートになる行動はなにかを考える。

こうすることで、ムリなことをいきなり行うことに意識することから、
一気にしようとせず、今の自分にできることに意識できるようになり、
行動に移しやすくなる。