2015/11/30

Knowing-Doing Gapを埋めるためには

( ´ー`)y-~~おいすー

Knowing-Doing Gapという言葉を最近覚えた。
太ることがわかっているのに、甘いものを食べてしまったり、
さっさとやらないといけないのに、後回しにしてしまったり。
「頭で分かっていることと、やっていることの間の違い」
意味することは分かってはいたが、そういう言葉があることを知った。

Knowing-Doing Gapが起きる理由のひとつとしては、
感情が追いついてこないというもの。
「やったほうがいいことはわかってるんだけど、やりたくないんです。」
というふうに、人というのは論理ではなく感情で動くからだ。

前回まとめたように、感情のエネルギーは論理には従わない。
それがときには前向きなエネルギーともなる一方で、行動を阻害する要因ともなる。
つまり、いくらやることの重要性を理解しているつもりでも、できないことは多い。

重要性を理解する一方で、対処法のひとつとして有効なのは、
ハードルが低いアクション・プランを細かく立てることだと思う。
ハードルが高いと、億劫になってくるし、
一個やっただけで次のことをしなければ、何も変わらない。

イメージでお伝えすると、例えば、
「●」これが人間大の大きさの鉄球としよう。
これを動かすのはなかなか難しい。
「.」これならどうだろう。これ一個を動かして、次の一個を動かしていく。
「........」集めると「●」だが、労力(そしてそれをやろうと思う気力)は全く違う。

ハードルが低いアクション・プランを細かく立てるためには、
まずアクションプランを考え、それをどんどん細かく分解し、
最初のスタートになる行動はなにかを考える。
やせるために走る、であれば、まずランニングウェアに着替える
仕事をやらないといけない、であれば、まずパソコンを立ち上げる

これが、「10KM走る」や「企画書を書く」といった、ゴール状態に意識があると、
なかなか行動には移せない。最初の初動さえできて、次の行動につながれば、
あとは慣性によって、動きが加速し、ゴールに突き進むことができるようになる。

あとは、この「Knowing-Doing Gapを埋めるためには」ということの
Knowing-Doing Gapが埋められれば、行動できるはずだ。