2012/03/01

挑戦して、失敗して、ようやく2流

( ´ー`)y-~~おいすー


時は遡り去年の7月。忙しいバイトを辞めて余裕ができたので、少し立ち止まって考えてみた。

今まで20年生きてきて、自分に足りないもの、避けてきたものは何か?

一人行動、社会、音楽、デザイン、ファッションetc..

大体がセンスに関わるものであったり、女ウケを考えてないなという再認識。

そんな中で、社会の勉強が苦手であることに対し、もう一度挑戦してみようと思った。

再挑戦するといっても、山川出版のもう一度読むシリーズに手を出してもなあ…

そう思っている矢先に学内の掲示板でビジコンのチラシを見てピンと来て光の速さで応募した。


一方で、集団の中に身をおくことに煩わしさを感じていたので、

一人行動をしてみようと思い立って旅に出た。夏の遍路についてはまた夏にまとめるともりである。

旅から帰ってきて、また何の変哲もない毎日が始まるのかと思っていた10月のことである。

ビジコンに破れ、人を動かすことの難しさを知り、人に期待しすぎていたことも認識した。

しかし、ビジネスへの興味は薄れず、興味がある人ともっと関わりたいと思っていた。

周りにそういう人を探すのは無理だった。なんせ僕は工学部。八百屋で肉を探すようなものだ。


そこで、その時流行りだしたTwitterを利用して探した。

プロフィールを見て、面白そうな人はフォローして、ツイートから人柄を見た。

悪く言えばストーカーだが、良く言えばファンである。

本当に面白そうなことをしている人にはダイレクトメッセージを送って会ってお話を聞いた。

夏に一人旅をしてなかったらこんな行動力はなかっただろう。

道中、道を尋ねることもあったし、声をかけられることもあった。

知らない人に話しかけることが怖く無くなっていた。もっと言うと、人と話すことが怖く無くなった。


とにかく知り合いを増やそう、きっかけを掴もうという衝動のもと、セミナーに参加しまくった。

コンタクトをたくさん取って、空振りもたくさんあった。そんな中、起業志向のある先輩と出会った。

先輩(ともやんと呼ぶ)の話では来年(今年)は海外へ行く予定で、

そのためにビジコンで優勝して起業することが鍵となるということだった。

そんな中でマイクロソフトが主催するソフトウェアコンテスト「Imagine Cup」への出場に誘われた。

面白いことになったという興奮と、ともやんにいつまでも着いていられないという焦りがあった。

ともやんが海外へ行けば、自分は一人でやらなくてはいけない。

学べるものは、今のうちに学んでおこう。そんな一心で、

勧められた本を読み、慣れないプログラミングをポチポチやった。

その間も学校は忙しく、課題のしんどい学科に入ったことに心底うんざりしていた

それでも、新しく始めたバイトの合間も縫って、ビジコン観覧やアプリ開発コンテストに参加した。


結果的に、コンテストは失敗した。詳細については、ともやんのエントリーが詳しい。

記事中でボロクソに言われてるM君とは僕のことである。僕はいつでも笑っている。


内心、なかなかうまくいかないなあという思いの中、

2011年度のビジコン締めとなる学生起業家選手権の決勝観覧に行ったところ、

不覚にも、そこで観たビジネスプランでそれまでの考え方が変わった。

モーター内部の銅線をアルミに変えるという至ってシンプルな発明である。

ビジネスプランって経営方法とかそういうのを言うんじゃないの?っていう人も多いと思うが、

技術で起業する場合もある。そういう場合今は大抵ITなのだが、ロボットという場合もある。

具体的に言うと、SNSや介護ロボットが多い。そんな中、モーターというのは衝撃だった。

何でかって、ぼくが機械材料系の学生だからだ。

おいおい、今まで外にキッカケを求めていたのに、内にあったのか。と

現代では発明なんてもんは難しく、まして特許を取るなんて限られた人間だけという固定概念。

確かに間違っちゃいないが、そんなものは崩れ去った。目の前で観たのだ。

同じ年の学生が特許を取得し、起業しようとしている。


ぼくは、工学をちゃんと勉強することに決めた。就活はすれど院に進むことが固まった。

院で特許取得を目標にしよう。そう決心した。馬鹿げたことか?

起業するのと特許を取るのはどっちが難しいか?

起業しても続けるのは難しい。特許を取るまで続けるのは難しい。

そんな違い。どちらも続けるのが難しい。続けることが大事だ。

どちらも叶わないかもしれないし、その可能性は高い。でも、思わずには成し遂げられない。


他にも身近なものを再度考えなおした。

例えば鳥人間サークル。現状、広報とマネジメントが足りない。このままでは、じきに廃部だろう。

ぼくは、辞めようと思った。

ここにいて得られるものより、他のことをして得るもののほうが大きいと確信していた。

でも、辞められなかった。ぼくはパイロットに志願し、任命されている。

制作はすでに始まり、ぼくの寸法に合わせてサイズ設計、強度設計が行われている。

だからといって、何も嫌々続けるという結論に至ったわけではない。

辞められぬなら、とことんやろう、ホトトギス。


1年ですごく熱心な子がいる。今のままではいけないと分かって行動している唯一の人である。

その子と絡んで広報とマネジメントをしていく。こんなのは宣言してやるもんじゃない。

実際提案した所で反発にあっているのが現状である。だから勝手にやる。

幸いにしてパイロットは、設計者と同等の権限を持つ。

下に翼班、メカニック班、プロペラ班それぞれの班長が次ぐ。

そして僕はその下である翼班員にも所属している。

そんな立ち位置だからこそ、できることがある。


止まる歯車があれば動き出す歯車もある。人との関係は時期が大事だ。

着々と準備を進めていく。夏に鳥を引退して、それからリベンジが始まる。

まだくたばっちゃいねーよ。

2 件のコメント:

  1. コミュ障対策の本書いたら?ww

    まぁビジコンに関して言えば、そもそもの知識が足りないからなぁ、内容にしてもやり方にしても。
    根本がわかっていれば出し方を変える、っていうのも思いつかないでもないのかもな、、、あとは時間か(笑)

    鳥人間なぁ、大変そうだけど。。。
    実はグリーも割と危ないんだよな、仲良しサークルになりそうでww
    危機感を持ってる人間がそれなりに居るから持ってるようなもんなんだけど、形骸化してるものも多いし、頑張って今年で変えられるものは変えるつもりでやんす!!
    周りがついてこなければ、地道な根回しが重要だと思うよ。

    あ、製図、再〃〃〃提出になったゴミクズが居るから安心しろよww\(^o^)/

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  2. そうそう、機会あらば本出版したいわ、内容はなんだっていい(笑
    ビジコンは女子に声かける。けど時期が来るまで保留しとく。

    サークルは新歓が要やな、文系勧誘するのを目標にしてる。
    でも実際文系の落ち着く雰囲気が無いから入るかどうかは運…

    製図は3年から本気でやるわ、機械設計製図は生産の花形や、これをやらずして発明はない!

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